キャパオーバーで仕事が断れない3つの原因

断れないのは「あなたが弱い」からではなく、たいていこの3つです。

1

断る=拒否だと思っている

断るのは拒否ではなく、条件を変えて前に進める提案。

2

落とす候補がない

追加が来たら「延期/縮小/やめる」のどれかを必ず作る。これが無いと抱えるしかない。

3

優先度の決裁者が曖昧

優先度を実務者が決めると事故る。決める人に"選択肢"を渡すのが正解。

キャパオーバーの伝え方:最短フレーズ3つ

長文にしない。「現状」→「条件提示に入る」だけで十分です。

フレーズ1(最短)

いま手元が詰まっていて、このままだと期限にコミットできません。条件を変えれば対応できます

フレーズ2(相手に安心を渡す)

"できない"ではなく、"この条件ならできる"に切り替えたいです。選択肢を出します。

フレーズ3(上司・決裁者へ上げる)

優先度の判断が必要なので、期限/範囲の選択肢を作って判断依頼します。

【場面別】仕事の断り方の例文5選(コピペ可)

「例文が欲しい」人向けに、場面で分けました。丸ごとコピペしてOKです。

EXAMPLE 01 | 上司からの追加依頼を断る(判断依頼につなげる)
承知しました。ただ、今週はA対応が詰まっており、このまま追加すると期限にコミットできないリスクがあります。

(1)期限を来週にする/(2)範囲を必須だけにする/(3)優先度を入れ替える のどれで進めますか?
EXAMPLE 02 | 他部署からの横割り依頼を断る(角を立てずに条件提示)
ご依頼ありがとうございます。現状の優先タスクの都合で、今週中の着手は難しいです。
来週○日着手なら対応できますが、期限はその前提で問題ないでしょうか?(急ぎなら優先度の判断を上司に上げます)
EXAMPLE 03 | 顧客(社外)からの追加要望を断る(代替案を出す)
追加のご要望ありがとうございます。現行スコープの期限を守るため、現時点では追加分を同期限に入れるのは難しい状況です。
進め方として (1)追加分は次のタイミングに回す/(2)必須機能だけ先行する のいずれかであれば対応可能です。どちらがよいでしょうか?
EXAMPLE 04 | 期限が動かせない場合に"範囲を絞る"断り方(縮小の提示)
期限固定であれば、品質を守るために範囲の調整が必要です。
今週は 必須Aだけを確実に出し、B/Cは次回に回す形でよいでしょうか?(何を"必須"にするか判断いただけますか)
EXAMPLE 05 | 自分では判断できないときの断り方(決裁者へ上げる)
現状のキャパでは、追加するとどこかを落とす必要があります。
影響(延期/縮小の候補)を整理して決裁者に判断依頼しますので、どなたの判断で確定にしましょうか?

この型を「上司提出1枚」にまとめて、定例で詰められずに判断を取る方法を詳しく解説しています。

上司提出1枚の作り方と使い方を見る

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「落とす候補(延期/縮小/やめる)」の作り方:3パターン

追加が来た瞬間に、これを30秒で作る。ここがキャパ崩壊を止めます。

パターン1:延期(順番を入れ替える)

  • 追加Xを入れるなら、現タスクYを来週へ延期
  • 期限が動かせないなら、Xの期限を後ろへ
言い方: 「Xを今週入れると、Yが来週に落ちます。どちらを優先しますか?」

パターン2:縮小(最小で価値が出る形にする)

  • 完成形100点 → 今週は最低ライン(60点)で出す
  • 例:10枚資料 → 要点1枚+補足は後送
言い方: 「今週は最低ライン(Aだけ)で出します。B/Cは後追いでよいですか?」

パターン3:やめる(今やる理由が薄いものを切る)

  • "いつの間にか増えた作業"を棚卸しして、今週はやらない宣言
言い方: 「今週の目的に直結しないので、Zは今週やりません。必要なら別途優先度を付けてください。」

上司への判断依頼フレーズ3つ(優先度を押し付けない)

"丸投げ"ではなく、選択肢+影響を添えて判断依頼にします。

1

追加Xを入れるなら、Yを延期する必要があります。XとYどちらを優先しますか?

2

今週のキャパだと 期限を延ばすか 範囲を絞る必要があります。どちらで進めますか?

3

優先度の決裁が必要です。誰の判断で確定にしますか?(○○さん承認で進めたいです)

1分セルフ診断(YES/NO 5問)

YESは「できている」です。YESが少ないほど、抱え込み事故が起きやすいです。

Q1

断るとき、期限/範囲/優先度のどれかを必ず提示している

Q2

追加が来た瞬間に、落とす候補(延期/縮小/やめる)を2つ作れる

Q3

上司には「できません」ではなく、選択肢つきで判断依頼している

Q4

「今週の目的(何を守るか)」を1行で言える

Q5

返事が「頑張ります」ではなく、条件提示になっている

【コピペ可】仕事の断り方の例文・完成版(架空)+チェック

※以下は架空の例です。固有名詞や機密は入れず、型だけ真似してください。

送る文章(完成例:コピペ可)

ご依頼ありがとうございます。確認しました。

現状、今週は優先対応が詰まっており、このまま追加すると期限にコミットできないリスクがあります。
"できない"ではなく、"条件を変えれば対応できる"形で進めさせてください。

進め方は、下記いずれかであれば対応可能です。

【案1】期限調整:追加分の完了を来週水曜までに変更(品質担保して対応)
【案2】範囲縮小:今週は必須部分のみ先行し、残りは次回以降に分割
【案3】優先度変更:追加分を優先する場合、その分いまのタスクの一部を次回へ延期

どの案で進めるか、判断いただけますか?

送る前チェック(短いチェックリスト)

  • 「無理です」で終わっていない(条件が1つ以上ある)
  • 落とす候補が入っている(延期/縮小/やめるのいずれか)
  • 最後が「判断依頼」で終わっている(相手にボールを返している)

(軽めのCTA)完成例で足りた人へ

完成例で足りた方はこのまま実務へ。

もし「自分の案件だとどう変えればいいか」が残った方は → 3分無料診断で詰まりタイプを確認できます。

3分無料診断

仕事の断り方NG例 vs OK例|同じ内容でも印象が変わる

同じ状況でも、書き方で"詰められ方"が変わります。

NG:抱え込み(火種)

  • 「今ちょっと忙しいですが、頑張ります」
  • 「たぶん間に合わせます」

後で遅れると信用が落ちる(しかも自分のせいにされる)

OK:選択肢化(前に進む)

  • 「このままだと期限にコミットできません。条件を変えれば対応できます」
  • 「期限調整/範囲縮小/優先度変更のどれで進めますか?」

判断が上に上がる。あなたが背負わなくて済む。

仕事の断り方でよくある疑問3つ(FAQ)

Q1. 「仕事 断り方 例文」は、結局どれが一番安全?
A. 謝る(短く)→現状→条件提示→判断依頼の順です。「できません」で止めず、"できる条件"に変換してください。
Q2. キャパオーバーの伝え方で、一番やっちゃダメなのは?
A. 「頑張ります」「たぶんいけます」です。努力の表明は、相手にとっては期限コミットに見えて事故ります。
Q3. 優先順位の決め方が分からない。結局どうする?
A. 自分で決めない。決める人に決めてもらう。あなたの仕事は「優先度を決める」ではなく、選べる材料(選択肢+影響)を出すことです。

CTA(診断 → 7日ミニ伴走)

型は渡しました。ここまでは記事だけでいけます。

ただし、「あなたの案件の関係者・期限・力学」に当てはめて"詰められない形"にする部分は、記事だと個別化できません。

※特に SIer/SES(受託・客先)で"詰められがち"な人は、同じ断り方でも刺さり方が違います。そこだけは先にフィルタします。

  • この記事=例文と型(汎用)
  • 7日ミニ伴走=診断タイプ別の「穴埋め原本+埋め方手順+ツッコミ潰し」をDay1で配布

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