稟議書の書き方|承認フロー図サンプル+例文で差し戻しゼロ【コピペ可】 | NexDraft

NexDraft コラム

稟議書の書き方|承認フロー図+例文コピペで
差し戻しを減らす

稟議書の書き方で差し戻しを減らす最短手は、承認フロー図で「誰に通すか」を先に固定することです。

「稟議を出したのに止まる/差し戻される/あとから覆る」――このストレス、だいたい書き方の問題じゃないです。承認者と順番が曖昧だから、後から「それ誰がOK出すの?」が発生します。

放置コスト:

  • 稟議が止まるたびに説明が増える(調整地獄)
  • 期限がズレて炎上予兆になる
  • 「段取りできない人」扱いで評価が落ちる

止まる原因は作業不足じゃない。承認者と順番が不明だから止まる

差し戻しが増える稟議は、ほぼこの3つのどれかです。

1. 承認者が漏れている

あとで「情シス通してない」「経理確認ない」が発生する

2. 順番が逆

先に通すべき人を飛ばして反発される

3. 条件分岐が未定

金額・契約形態で決裁者が変わるのに曖昧

だから最初に作るのは文章じゃなく、承認フロー図です。キレイな図じゃなくていい。「誰→誰→誰」の順番が固定されれば勝ちです。

稟議の基本(回付→承認→決裁)

稟議はざっくり言うと、起案(提案)→回付(関係者へ回す)→承認→最終決裁の流れです。

決裁者 最終OKを出す人
承認者 チェック・同意を出す人(止められる人も含む)
ポイント 稟議書は「文章で殴る」より、判断材料が揃っているかが勝負

承認フロー図の作り方(最小)

1

登場人物を3種類に分ける

  • 決める人(決裁者):最終OK
  • 止められる人(ゲート):情シス/セキュリティ/法務/経理など
  • 影響を受ける人(巻き込み):運用部門/利用部門など
2

ルートの型は3パターンだけで十分

  • 一直線型:課長→部長→本部長
  • 並列型:情シスと経理を同時に回す
  • 分岐型:金額や契約で決裁者が変わる
3

止まりにくい順番(目安)で並べる

  • ゲート(止められる人)→巻き込み→決裁者
  • いきなり決裁者に出すと「懸念が残ってる」と保留になりやすい
4

図にする(テキストでOK)

  • 起案者 →(並列:情シス/経理)→ 課長 → 部長 → 本部長
この順番が固定されるだけで、差し戻しの大半は消えます。

根回しのやり方(先に潰す懸念の集め方)

稟議は「回してから反対される」と終わります。根回しは説得じゃなく、"止めポイントの回収"です。

1

懸念を3つに絞る

  • コスト(予算枠・継続費)
  • リスク(セキュリティ・契約・運用負荷)
  • 代替(なぜ他案ではダメか)
2

ゲートに5分だけ当てる(会議じゃない)

  • 「OK条件/NG条件ありますか?」だけ聞く
3

NG条件を稟議に先に書く

  • 「この条件を満たせない場合は実施しない」まで書くと強い
4

回付前に一言添える

  • 「懸念は○○と△△で、○○はこう潰しました」

稟議書に書くべき項目(差し戻し防止)

提出前にここだけ埋めれば「判断できないから差し戻し」が減ります。

承認してほしいこと(結論) : 何を、いくらで、いつから
背景/課題 : 今の困りごと(数字が1つあると強い)
実施内容 : 何をどこまでやるか(スコープ)
費用 : 初期/月額/保守、見積の根拠(ざっくりでOK)
効果 : 何がどう減る/改善する(判断材料)
リスクと対策 : ゼロは危険(最低1つ)
承認フロー : 誰にどの順で通すか
根回し結果 : 誰に当てて何が出たか(1行でOK)

稟議書の例文(短い型)

「稟議書 例文」で探している人向けに、まず型を出します。(※全部架空です)

共通の型(これでOK)

  1. 1. 承認依頼(結論)
  2. 2. 背景(課題)
  3. 3. 実施内容(スコープ)
  4. 4. 費用
  5. 5. 効果(判断材料)
  6. 6. リスクと対策
  7. 7. 承認フロー
  8. 8. 根回し状況
例文(1) 監視SaaSのトライアル導入(現場あるある)

結論:監視SaaSを3ヶ月だけ試したい(合計5.4万円)

背景:一次対応開始が平均20分遅れ、顧客報告が後ろ倒し

効果:遅延を10分以内に。出なければ継続しない

リスク:送信データ範囲/運用負荷を明記

承認フロー:情シス→経理→課長→部長

例文(2) 外注先(協力会社)追加の稟議(SIer/SES向け)

結論:追加要員1名を2ヶ月投入(○人月、○万円)

背景:要件変更で工数が増え、現体制だと納期リスク

効果:遅延回避/炎上予兆の抑止(品質担保)

リスク:品質・セキュリティ・体制引継ぎ(対策を先出し)

承認フロー:課長→部長→(必要なら)本部長+購買/契約確認

完成例(架空)+コピペブロック

ここから下は「記事=完成例」です。架空なので、あなたの事情に合わせて言い回しだけ寄せて使ってください。

NG → OK(差し戻しが減る変換)

NG

「監視ツールを入れたいです。便利なのでお願いします。」

判断材料(費用・効果・リスク)と承認フローがない

OK

「一次対応遅延が平均20分。3ヶ月トライアルで月額○円。送信データはアラート情報のみ。承認フローは情シス→経理→課長→部長。」

"通し方"と"判断材料"が先にある

チェックリスト(提出前30秒)

  • 結論が1行で言える(何を/いくら/いつから)
  • 費用が「初期/月額/保守」に分かれている
  • 効果が「何がどれだけ減る」で書けている
  • リスクが最低1つ書かれている(ゼロは危険)
  • 承認フロー(誰→誰→誰)が明記されている
  • 根回し(事前確認)を1行で書いている

コピペブロック(架空の完成例)

【稟議】監視アラート一次対応の遅延を減らすためのSaaS導入(3ヶ月トライアル)

■承認依頼(結論)
監視アラートの一次対応を早めるため、監視SaaS「MonitorLite」を3ヶ月トライアル導入したいです。
費用は月額 18,000円 × 3ヶ月(合計 54,000円)で、期間終了時に継続可否を判断します。

■背景(課題)
現状、夜間/休日のアラート見逃し・気づき遅れがあり、一次対応開始が平均20分遅れるケースがあります。
結果として顧客報告が後ろ倒しになり、定例で詰められる要因になっています。

■実施内容(スコープ)
・対象:本番1システム(監視対象は現行と同範囲)
・期間:3ヶ月(トライアル)
・運用:通知先を当番チャネルに統一し、一次対応の記録を残します

■費用
月額 18,000円(税別)×3ヶ月。初期費用なし。
支払いは部門予算(運用改善枠)で対応可能です。

■期待効果(判断材料)
・一次対応開始の遅延を平均20分→10分以内へ(当番の気づき遅れ削減)
・障害連絡の初動が揃い、顧客報告が安定(定例での指摘削減)
・3ヶ月後に「遅延が半減しない場合は継続しない」判断ができます

■リスクと対策
・セキュリティ懸念:送信するデータはアラート情報のみ(個人情報/機密データは送らない)
・運用負荷:通知先を1チャネルに統一し、運用は現行手順に追加1ステップのみ
・費用対効果:3ヶ月のトライアルで効果が出ない場合は継続しません

■承認フロー
情シス(セキュリティ確認) → 経理(支払い確認) → 課長承認 → 部長決裁

■根回し状況
情シスには「送信データはアラート情報のみ」で確認済み。経理には月額費用と期間を事前共有済みです。

1分セルフ診断(YES/NO 5問)

※「YES=できている」で数えてください。

1.

承認者(止められる人含む)を全員言える

2.

承認フローをテキストでも書ける

3.

金額や契約条件で決裁者が変わる場合、分岐条件を把握している

4.

稟議を回す前に、ゲートに一度は当てている(根回し)

5.

差し戻し理由が来ても、次回は項目を追加して再発防止できている

稟議が止まるのは、稟議書だけの問題ではなく、「報告・調整の型(誰に何をいつ言うか)」が固まっていないことが原因になっているケースが多いです。承認フローが毎回ブレる/根回しが属人化するなら、稟議以外でも同じ詰まりが再発します。

FAQ

Q. 稟議書の書き方で、まず何から直せばいい?
A. まずは承認フローです。文章を整える前に「誰にどの順で通すか」を固定してください。
Q. 承認フローはツールで図にしないとダメ?
A. 最初はテキストで十分です。大事なのはキレイさではなく、漏れなく順番が固定されていること。
Q. 根回しが苦手。何を言えばいい?
A. 説得ではなく、OK条件/NG条件の回収です。「止める条件ありますか?」→「それを稟議に先に書く」だけで通りやすさが変わります。

この記事は「完成例」まで出しました

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