稟議書の書き方|承認フロー図+例文コピペで
差し戻しを減らす
稟議書の書き方で差し戻しを減らす最短手は、承認フロー図で「誰に通すか」を先に固定することです。
「稟議を出したのに止まる/差し戻される/あとから覆る」――このストレス、だいたい書き方の問題じゃないです。承認者と順番が曖昧だから、後から「それ誰がOK出すの?」が発生します。
放置コスト:
- 稟議が止まるたびに説明が増える(調整地獄)
- 期限がズレて炎上予兆になる
- 「段取りできない人」扱いで評価が落ちる
止まる原因は作業不足じゃない。承認者と順番が不明だから止まる
差し戻しが増える稟議は、ほぼこの3つのどれかです。
あとで「情シス通してない」「経理確認ない」が発生する
先に通すべき人を飛ばして反発される
金額・契約形態で決裁者が変わるのに曖昧
稟議の基本(回付→承認→決裁)
稟議はざっくり言うと、起案(提案)→回付(関係者へ回す)→承認→最終決裁の流れです。
承認フロー図の作り方(最小)
登場人物を3種類に分ける
- 決める人(決裁者):最終OK
- 止められる人(ゲート):情シス/セキュリティ/法務/経理など
- 影響を受ける人(巻き込み):運用部門/利用部門など
ルートの型は3パターンだけで十分
- 一直線型:課長→部長→本部長
- 並列型:情シスと経理を同時に回す
- 分岐型:金額や契約で決裁者が変わる
止まりにくい順番(目安)で並べる
- ゲート(止められる人)→巻き込み→決裁者
- いきなり決裁者に出すと「懸念が残ってる」と保留になりやすい
図にする(テキストでOK)
- 起案者 →(並列:情シス/経理)→ 課長 → 部長 → 本部長
根回しのやり方(先に潰す懸念の集め方)
稟議は「回してから反対される」と終わります。根回しは説得じゃなく、"止めポイントの回収"です。
懸念を3つに絞る
- コスト(予算枠・継続費)
- リスク(セキュリティ・契約・運用負荷)
- 代替(なぜ他案ではダメか)
ゲートに5分だけ当てる(会議じゃない)
- 「OK条件/NG条件ありますか?」だけ聞く
NG条件を稟議に先に書く
- 「この条件を満たせない場合は実施しない」まで書くと強い
回付前に一言添える
- 「懸念は○○と△△で、○○はこう潰しました」
稟議書に書くべき項目(差し戻し防止)
提出前にここだけ埋めれば「判断できないから差し戻し」が減ります。
稟議書の例文(短い型)
「稟議書 例文」で探している人向けに、まず型を出します。(※全部架空です)
共通の型(これでOK)
- 1. 承認依頼(結論)
- 2. 背景(課題)
- 3. 実施内容(スコープ)
- 4. 費用
- 5. 効果(判断材料)
- 6. リスクと対策
- 7. 承認フロー
- 8. 根回し状況
結論:監視SaaSを3ヶ月だけ試したい(合計5.4万円)
背景:一次対応開始が平均20分遅れ、顧客報告が後ろ倒し
効果:遅延を10分以内に。出なければ継続しない
リスク:送信データ範囲/運用負荷を明記
承認フロー:情シス→経理→課長→部長
結論:追加要員1名を2ヶ月投入(○人月、○万円)
背景:要件変更で工数が増え、現体制だと納期リスク
効果:遅延回避/炎上予兆の抑止(品質担保)
リスク:品質・セキュリティ・体制引継ぎ(対策を先出し)
承認フロー:課長→部長→(必要なら)本部長+購買/契約確認
完成例(架空)+コピペブロック
ここから下は「記事=完成例」です。架空なので、あなたの事情に合わせて言い回しだけ寄せて使ってください。
NG → OK(差し戻しが減る変換)
「監視ツールを入れたいです。便利なのでお願いします。」
判断材料(費用・効果・リスク)と承認フローがない
「一次対応遅延が平均20分。3ヶ月トライアルで月額○円。送信データはアラート情報のみ。承認フローは情シス→経理→課長→部長。」
"通し方"と"判断材料"が先にある
チェックリスト(提出前30秒)
- 結論が1行で言える(何を/いくら/いつから)
- 費用が「初期/月額/保守」に分かれている
- 効果が「何がどれだけ減る」で書けている
- リスクが最低1つ書かれている(ゼロは危険)
- 承認フロー(誰→誰→誰)が明記されている
- 根回し(事前確認)を1行で書いている
コピペブロック(架空の完成例)
【稟議】監視アラート一次対応の遅延を減らすためのSaaS導入(3ヶ月トライアル) ■承認依頼(結論) 監視アラートの一次対応を早めるため、監視SaaS「MonitorLite」を3ヶ月トライアル導入したいです。 費用は月額 18,000円 × 3ヶ月(合計 54,000円)で、期間終了時に継続可否を判断します。 ■背景(課題) 現状、夜間/休日のアラート見逃し・気づき遅れがあり、一次対応開始が平均20分遅れるケースがあります。 結果として顧客報告が後ろ倒しになり、定例で詰められる要因になっています。 ■実施内容(スコープ) ・対象:本番1システム(監視対象は現行と同範囲) ・期間:3ヶ月(トライアル) ・運用:通知先を当番チャネルに統一し、一次対応の記録を残します ■費用 月額 18,000円(税別)×3ヶ月。初期費用なし。 支払いは部門予算(運用改善枠)で対応可能です。 ■期待効果(判断材料) ・一次対応開始の遅延を平均20分→10分以内へ(当番の気づき遅れ削減) ・障害連絡の初動が揃い、顧客報告が安定(定例での指摘削減) ・3ヶ月後に「遅延が半減しない場合は継続しない」判断ができます ■リスクと対策 ・セキュリティ懸念:送信するデータはアラート情報のみ(個人情報/機密データは送らない) ・運用負荷:通知先を1チャネルに統一し、運用は現行手順に追加1ステップのみ ・費用対効果:3ヶ月のトライアルで効果が出ない場合は継続しません ■承認フロー 情シス(セキュリティ確認) → 経理(支払い確認) → 課長承認 → 部長決裁 ■根回し状況 情シスには「送信データはアラート情報のみ」で確認済み。経理には月額費用と期間を事前共有済みです。
1分セルフ診断(YES/NO 5問)
※「YES=できている」で数えてください。
承認者(止められる人含む)を全員言える
承認フローをテキストでも書ける
金額や契約条件で決裁者が変わる場合、分岐条件を把握している
稟議を回す前に、ゲートに一度は当てている(根回し)
差し戻し理由が来ても、次回は項目を追加して再発防止できている
YES 0〜2:型が手元にない状態
稟議が通らない本当の原因は?3分で詰まりポイントを特定YES 3〜5:あと一歩
完成例&チェックを確認するFAQ
Q. 稟議書の書き方で、まず何から直せばいい?
Q. 承認フローはツールで図にしないとダメ?
Q. 根回しが苦手。何を言えばいい?
この記事は「完成例」まで出しました
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