「書道 お手本 ダウンロード」「習字 お手本 画像」で探していると、いろいろなお手本が見つかります。でも実は、小学生の習字や書道では、お手本を用意することと同じくらい、お手本の見方を知ることが大切です。

ただ横に置いて何となくまねして書くだけだと、どこを直せばよいのか分からないままになりやすく、せっかくのお手本を活かしきれません。

とくに小学生の楷書では、最初から全部を完璧にしようとするより、今日はここを見る今日はこの形を意識するというように、見るポイントをしぼって練習するほうが上達しやすいです。

この記事では、小学生向けのお手本画像やダウンロードしたお手本を使って、自宅で練習するときのコツをやさしくまとめました。とめ・はね・はらいなどの基本の見方、お手本画像だけで進める練習の流れ、自宅練習で気をつけたいこと、添削を受ける意味まで、保護者の方にも分かりやすく紹介します。

小学生向けお手本の使い方

お手本は、ただ写すためだけのものではありません。字のどこを見ると整って見えるのかを知るためのものです。

小学生向けのお手本を使うときは、まず「全部をまねしよう」としすぎないことが大切です。一度に全部を見ると、子どもにとっては情報が多すぎて、かえって分かりにくくなることがあります。

おすすめは、次のような使い方です。

  1. お手本を見て、今日のポイントを1つ決める
  2. 1〜3枚だけ書いてみる
  3. 最後にお手本と見比べる
  4. 良かったところを1つ見つける
  5. 次に直したいところを1つだけ決める

この流れにすると、「何枚も書いたのに何がよくなったのか分からない」という練習になりにくくなります。

また、小学生向けのお手本は、学年や今のレベルに合っていることも大切です。難しすぎる字や、形の特徴が多すぎる字から始めると、見るだけで疲れてしまいます。最初は、形が分かりやすく、ポイントを見つけやすい字から始めるのがおすすめです。

お手本を見るときに注目したいところ

お手本を見るときは、細かいところから入るより、まず全体の見え方を見るのが大切です。小学生の習字では、次の4つを意識するだけでも、見方がかなり変わります。

1. 字の大きさ

字が小さすぎると弱く見え、大きすぎると紙の中で苦しく見えることがあります。お手本の字が、紙の中でどれくらいの大きさにおさまっているかを見てみましょう。

2. 字の中心

上手に見える字は、何となく書いているのではなく、中心が大きくぶれていません。左右の広がりや、上下ののび方を見ると、その字の中心がつかみやすくなります。

3. 長い線と短い線

全部の線を同じ長さで書くと、字が単調に見えたり、形が崩れたりしやすくなります。お手本では、長く見せる線と短く締める線があります。そこを見ると、字の骨組みが分かりやすくなります。

4. 余白

字そのものだけでなく、字のまわりの余白も大切です。左右どちらかに寄りすぎていないか、上が詰まりすぎていないかを見ると、整って見える理由が見えてきます。

お手本を見るときは、全部を同じ強さで見るのではなく、この字はどこがいちばん大事かを見つける意識を持つと、ぐっと分かりやすくなります。

とめ・はね・はらいをどう見ればよいか

小学生の書道でよく出てくる基本が、とめ・はね・はらいです。ただ、「とめをしっかり」「はねを元気よく」と言うだけでは、子どもには少し分かりにくいこともあります。

そんなときは、お手本の中からその形を見つけるようにすると伝わりやすくなります。

とめ

線の終わりが流れず、ぴたっと止まっているところです。お手本では、線の最後がぶれずに止まっている場所を見ます。

はね

最後に少し上へ向かって動く形です。お手本では、線がそのまま終わらず、軽く上にはねているところを見ます。

はらい

終わりに向かって、すっと細く軽く抜けていく形です。お手本では、最後まで同じ太さではなく、だんだんやわらかく抜けているところを見ます。

大切なのは、言葉だけで覚えることより、お手本のどこがとめで、どこがはねで、どこがはらいなのかを見つけることです。

最初は全部を見分けられなくても大丈夫です。まずは一文字の中で1か所ずつ見つけられるようになると、基本の書き方が少しずつ分かってきます。

お手本画像だけでも、筆の動きはつかめる

お手本画像は、自宅練習の基本になります。字の大きさ、中心、長い線と短い線、余白──整って見える字の理由は、画像をじっくり見比べるだけで十分につかめます。

とめ・はね・はらいの形も、画像の中で「どこで止まっているか」「どこから細く抜けているか」を一つずつ見つけていくと、筆がどう動いたかが想像しやすくなります。最初は一文字の中で1か所ずつ見つけられれば十分です。

おすすめの流れは、次の通りです。

  • お手本画像で形をじっくり見る
  • 実際に書いてみる
  • お手本と見比べて、よかったところを見つける

このシンプルな流れだけでも練習はしっかり進められます。もし動画のお手本が手に入るなら、筆の入り方・動かし方・終わり方を目で追うときの補助として使うのもよい方法です。動画は必須ではなく、画像のお手本が練習の中心と考えると、道具や準備のハードルも下がります。

自宅練習で気をつけたいこと

自宅練習は、教室とは違って、毎回長い時間を取れるとは限りません。だからこそ、続けやすい形にすることがとても大切です。

何枚も書かなくて大丈夫

たくさん書けば必ず上達するとは限りません。小学生の場合は、何枚も書くうちに集中が切れて、後半ほど急いで雑になってしまうこともあります。1〜3枚くらいをていねいに書いて、最後に見比べるほうが、学びが残りやすい子も多いです。

道具は完璧でなくても大丈夫

最初から高い道具をそろえなくても始められます。まずは「書いてみる」ことのほうが大切です。墨の汚れが気になるなら水書き習字でもよいですし、気軽に始められる道具から入るほうが続けやすいこともあります。100均でそろう?習字に必要なものもあわせてご覧ください。

一度に全部直そうとしない

「字の大きさ」「中心」「とめ」「はね」「はらい」「姿勢」など、見るところはたくさんあります。でも、一度に全部を意識するのは難しいです。

今日は「とめ」、今日は「字の中心」、今日は「大きく書く」というように、一回の練習で一つか二つにしぼると、子どもも取り組みやすくなります。

良いところを先に伝える

自宅練習では、直したいところばかり目につくことがあります。でも、子どもが続けやすいのは、「ここ、前よりよくなったね」「この線、しっかり書けたね」と良いところを先に伝えてもらえたときです。良いところを見つけたあとで、次に意識したいポイントを一つだけ伝えると、練習が前向きになりやすいです。

添削を受けると何が分かるか

お手本を見ながら書くことは、とても大事です。でも、お手本だけでは分かりにくいこともあります。たとえば、

  • いつも右上がりになりやすい
  • 線の終わりが流れやすい
  • 字の中心がずれやすい
  • はねのつもりが弱くなっている
  • 余白が詰まりやすい

こうしたことは、自分では気づきにくいことがあります。添削を受けると、どこができていて、次にどこを直すともっとよくなるかが分かります。

添削の意味は、ただ赤を入れることではありません。作品のどこを見れば伸びるのかを分かりやすくすることにあります。「線」「筆づかい」「字の形」「配置」「お手本を見て書く力」といった観点から、その子に合った次の一歩が見えてきます。

お手本だけで伸びやすい子、添削が必要な子

お手本だけで伸びやすい子

次のような子は、お手本を見ながらでも伸びやすいことがあります。

  • 見た形をまねするのが得意
  • じっくり見比べるのが好き
  • 一人でも落ち着いて書ける
  • 高学年で、自分で違いに気づきやすい

このタイプの子は、学年別のお手本ページや基本の書き方ページがあるだけでも、かなり進めやすいです。

添削が必要な子

一方で、次のような子は添削があると伸びやすいです。

  • どこを見ればよいか分からない
  • 一生懸命書いているのに、何を直せばよいか分からない
  • 低学年で、まだ見比べがむずかしい
  • 保護者も教え方に迷いやすい
  • 字に苦手意識があり、自信をなくしやすい

こうした子は、お手本の枚数を増やすより、その子に合った一言のアドバイスがあるほうが、次の一枚が変わりやすいです。

お手本を使って自分で練習する子にも、添削は「次の楽しみ」になる

お手本を見て、自分のペースで書いて、最後に見比べる──この流れは、自宅練習の基本にして、とても大切な時間です。お手本さえあれば、家で書道を楽しむことは十分にできます。ふでのわも、まず「自宅で気軽に書いてみる」ことを大切にしています。

そして、もし「書いた1枚を、誰かに見てほしいな」と感じたら、そのままLINEで送ってみてください。お手本を見ながらでは気づきにくい「この線がよかったよ」「ここの止まりが上手だね」といった一言が届くと、次に書く1枚が少し楽しみになります

お気に入りのお手本は、これからも自由に活用してください。そのうえで、ときどき誰かに見てもらう。それが「次の楽しみ」を増やすいちばんの近道です。

まとめ|お手本は「見方」とセットで使うのがコツ

お手本を見ながら自宅で練習したい方は、「ダウンロードして横に置く」だけでなく、見るポイントをしぼって、1〜3枚を丁寧に書く形をおすすめします。

  • 字の大きさ・中心・長短・余白を意識する
  • とめ・はね・はらいの場所をお手本画像から見つける
  • お手本画像をじっくり見比べる(動画は補助として使ってもOK)
  • 一度に全部を直そうとしない
  • 良いところを先に見つける

「画像を見ても、どこを直せばよいか分からない」「自己流になっていないか心配」「子どもにどう声をかければよいか迷う」

そんなときは、お手本に加えて添削を受けると、次に意識するポイントが分かりやすくなります。ふでのわ書道教室は、送迎の負担を減らしながら、家庭で無理なく続けられる小学生向けオンライン書道教室として、保護者にとって始めやすく、子どもにとって続けやすい形を大切にしています。

よくある質問

Q. お手本を見ながら書くだけで上達しますか?
見方のコツを押さえれば、お手本を使った自宅練習でもしっかり伸ばせます。大切なのは「全部をまねしようとせず、今日のポイントを1つに絞る」「1〜3枚だけ書いて見比べる」「良かったところを1つ見つけてから次に直したいところを1つ決める」という流れです。何枚も書くよりも、見るところを絞って丁寧に書く方が学びが残りやすくなります。
Q. お手本のどこを見ればよいですか?
まずは①字の大きさ、②字の中心、③長い線と短い線、④余白、の4つを意識してみてください。細かいところより全体の見え方を見ることで、字が整って見える理由が分かりやすくなります。慣れてきたら、とめ・はね・はらいの場所をお手本の中から見つける練習に進むと、基本の書き方が少しずつ身につきます。
Q. お手本画像だけで練習できますか?動画は必要ですか?
お手本画像だけで十分練習できます。字の大きさ・中心・長短・余白といった「整って見える理由」は画像をじっくり見比べるだけでつかめますし、とめ・はね・はらいも画像の中で形の終わり方を見ていくと筆の動きが想像しやすくなります。おすすめの流れは「画像で形をじっくり見る → 実際に書いてみる → お手本と見比べる」です。動画は必須ではなく、手に入るなら筆の入り方や終わり方を補助的に確認するのに使える、という位置づけです。
Q. 自宅練習で添削を受ける意味はありますか?
あります。お手本だけでは「右上がりになりやすい」「線の終わりが流れやすい」「字の中心がずれやすい」など、自分では気づきにくいクセが見えにくいことがあります。添削を受けると「どこができていて、次にどこを直すともっとよくなるか」が分かり、その子に合った一言のアドバイスで次の一枚が変わりやすくなります。
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